スケッチブック~full color's~ 第4巻


【ユーザーによる評価】 平均評価: 4.0/ 総数: 2件
[5点] 涼風コンビの本領発揮!
 本商品は、この巻から登場するカナダ(金田?)からの留学生・ケイト(及び飼い猫の”ぶち”)主軸のお話「9月の日に・・・」と、
この巻で秘めたるポテンシャルの一端を魅せる”スケブの飛び道具”である涼風コンビの活躍ぶりと並行して、空の過ごす休日の
風景が丹念に描かれた「ラジカセと少女の二本立て」の2話を収録しています

 なまじ日本語を流暢に喋る事が出来ながら、言葉自体の意味を正確に把握していない為に、個性溢れる美術部の諸先輩方から
オリジナリティに富んだ意訳を吹き込まれてしまうケイトを救うべく孤軍奮闘する夏海の姿が見所です。一つ修正している間に
新たな誤訳を幾つも覚えてしまう不利な状況にあって、その上ケイトから発音(訛り)の指摘をされ気落ちしてしまいますが、
歓迎会を介して彼女の努力が報われる場面はとても癒されると同時に、改めて美術部の持っているある種の”結束力”に感心します

 1話冒頭に登場した社交的で快活な少女と空の交流を描いたメインを差し置いて強烈にインパクトがあったのが、故障した
葉月のCDラジカセを涼風コンビが直しに出向くパートでしょう。独自の観点と、周囲を混沌に巻き込んでしばし暴走する
特異な世界観から、本編での絡みが抑えられていた涼風コンビですが、他人から感謝されるに値する素晴らしいスキルを
有しながらも、彼女達が守り続けているスタンスに起因して全てをコントのネタとして使ってしまう、そんなプロ顔負けの、
貫徹された笑いに対するストイックな「美学」を垣間見れてまた一つスケブの奥深さを楽しめたお話になりました。
不思議そうな後輩達を尻目に颯爽と立ち去り、仕込んだテープネタで余韻を醸し、総体として「なんだか不可解だけど
何とかしてしまう涼風コンビ」という、キャラとしての体裁を維持した上で造詣を増した演出には感心頻りです。また、
彼女達涼風コンビが登場する際に流れる、三線とウクレレのゆったりとしたBGM「微笑みのもと(サウンドスケッチ
ブックサントラ)」がとても雰囲気に合っており、改めて涼風コンビがスタッフに愛されているのだな、としみじみ

 もし二期目があるのなら、彼女達の活躍をまた見てみたいものです (2008-04-20)
[3点] いと麗しき社交性
マッグガーデン刊・月刊コミックブレイド連載/小箱とたん原作
「スケッチブック〜full color`s〜」TVアニメ第7,8話を収録したDVD4巻です。
ある町の高校を舞台に日常風景を切り取ったようなゆったりはんなり進む
穏やかでとっても平和でちょっと楽しく癒される作品です。
「カレイドスター」の平池芳正&佐藤順一コンビが丁寧に作りこみ、
とても良い色を描き出しています。
(総合5.5/10点)

Page.07「9月の日に・・・」★★☆☆☆4/10点
 留学生・毛糸のためにと亜草さん燃えまくります。
 正しき日本語と国際交流の行く末はいつものノリであっちいったり
 こっちいったりなかなか微笑ましいお話です。猫と人との双方で国際派
 を目指しながら轟沈する場面は笑えますが、妙なギャグがちょっと不要に
 感じられるのが残念です。

Page.08「ラジカセと少女の2本立て」★★★★☆7/10点
 日曜日ののんびりした空のお散歩がメイン。ふわりふわりと町の
 ほんのささいな時間の流れを大事にしながら、シリーズ序盤で出会った少女と
 デジカメ、スケッチを通じて心を交わす余裕がはんなり心地よいです。
 人見知りしつつも、誰にでも自然体で接する空の人の良さもとってもいい感じ。
 慌しい日常を離れ、ぽかぽかした穏やかな休日を満喫したい方に超オススメ。
 なんかいいなぁ〜。気持ちが安らぎます。 (2008-02-27)
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Tag : 花澤香菜